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2024年3月号
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『南海トラフ巨大地震』その2
カウントダウンが始まった南海トラフ地震「東海地震・東南海地震・南海地震」これらが単独で揺れるのか、それとも同時発生し巨大地震となるのか、それとも連動し少しの時をおいて連続発生するのか?
更には富士山が噴火するのか?等々、誰も予測できていません。
ただ言えることは、10年以内では「30%程度」、30年以内では「70〜80%程度」、50年以内では「90%程度もしくはそれ以上」であることと、南海トラフ地震は「同時発生、連動発生、富士山噴火」も虚偽・空想・絵空事ではなく史実なのです。
南海トラフ地震は周期がある地震といっても過言ではありません。
短い周期ならば「90年」永い周期は「265年」と判っているだけでも大きな幅がありますが、間違いなく繰り返して発生する巨大地震です。
近年「昭和南海地震」が1946年に発生してから約80年が経ちました。
これから考えるともう少し余裕があるようにも見えています。
しかしながら、過去に発生した巨大地震の時代と現在のデジタルな時代では大きく生活環境が違っています。
「大きな地震が発生した!でもまた街を作り直せば良い」等と呑気な時代ではないのです。
デジタルな社会だけに生活は一変してしまいます。
その為にも事前の準備や構えという「防災・減災」の活動が必要だと考えられます。
南海トラフ地震が発生すれば、どこかの知らない「32万3千人(想定)」の人の命が失われるのではなく、自分の大切な一人の命が失われるかもしれません。
その為にも、今この瞬間から防災の概念をリセットしなければ、その時に慌てるだけではなく、生きる希望も失いかねません。
『天災は我々の想像・想定の上を越えてきます』。
誰もがイヤだと考える「災害ごとき」に私たちの夢や希望を奪われてはなりません。
更には、次世代の人に今から必要な備えを伝え、受け渡し進化した構えを共に創り上げましょう。
昨今、日本列島周辺では地震活動が活発になり、南海トラフ地震想定区域やその周辺で大きな地震が連続して発生し、大きな歪みが貯まっていると考えられます。
地震というものは自然現象であり、大自然そのものです。
なので地震として動くことを止めることはできません。
ならば、我々は地震と共存するしかないのです。
その為にも進化した備えを拡充しましょう。
さて、ここからが重要なお知らせです。
覚えておいて損はありません。
逆に知らなければ、慌てたりパニックを起こす以前に、知らないうちに色々な日常生活が停止し困ったことが起こります。
それは、安全のためにスイッチを落とす作業が粛々と行われ、知らないうちにあなたが取り残される可能性のあるものです。
それは、南海トラフ地震が発生する可能性が表れたときに『南海トラフ地震臨時情報』が発表されます。
「えっ、それって何のこと?」と言っている間に巨大地震に襲われるなんてことがあり得るお話なのです。
そんなに凄い情報ならば、多くの国民にメディアを通して通知されているはずだ!と仰る方もあるでしょう。
しかし!政府はかなり以前から国民に向けて情報を発信しています。
ところが「本当に発生するのか?いつ発生するのか?」と曖昧な情報扱いになり、正しく国民に通知されていない現状です。
南海トラフ地震が発生すると約2~3分間の強い揺れと、約10分程度のゆっくりとした大きな揺れ長周期地震動も発生します。
令和5年2月1日から、長周期地震動階級「3以上」が予想される地域に緊急地震速報が発表されるようになりました。
次回、長周期地震動と緊急地震速報についてお知らせします。
つづく

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