第10回 防災まちづくり大賞 総務大臣賞受賞 加古川グリーンシティ防災会

表彰式と懇親会の風景

5月19日 更新

表彰式風景へ

日    時   平成18年3月23 木曜日
          表彰式 17時から18時25分まで
          懇親会 18時25分から19時30分まで

会    場   東京全日空ホテル
          表彰式会場 B1F グローリー
          懇親会会場 B1F ギャラクシー

表彰式次第  (1) 開会
         (2) 消防庁次長挨拶
         (3) 表彰状、記念品授与
         (4) 受賞団体代表挨拶
         (5) 閉会
         (6) 記念撮影

懇 親 会   竹中平蔵総務大臣挨拶
          消防科学総合センター木下英敏理事長挨拶乾杯
          各受賞団体挨拶
         
総務省消防庁報道資料はこちらから
第10回 防災まちづくり大賞表彰概要
第10回 防災まちづくり大賞受賞団体概要
総務省消防庁

  総務大臣賞一般部門では、全国で2団体の受賞ですが、その内のひとつとして、 

  加古川グリーンシティ防災会が選ばれました
。  

防災まちづくり大賞の概要      防災まちづくり大賞受賞団体はこちらから

1 趣 旨

 地域の防災力の向上を図るためには、まちづくりや住民生活等のあらゆる面において防災に関する視点を盛り込むなどハード、ソフトの両面から防災に配慮したまちづくりをすすめることが大切です。

 このため、地方公共団体や地域のコミュニティ、事業所等が行っている防災に関する様々な取組(創意工夫を凝らした取組、継続的な取組、地域独自の取組など)のうち、特に優れたものを表彰する「防災まちづくり大賞」を実施します。

2 表 彰

(1) 主催
 総務省消防庁、(財)消防科学総合センター、住宅防火対策推進協議会(事務局:(財)日本消防設備安全センター)


(2) 表彰の対象
 都道府県、市町村(一部事務組合を含む。)、消防団、自主防災組織(町内会・自治会を含む)、婦人防火クラブ、少年・幼年消防クラブ、事業所、ボランティア団体、NPO、大学などの教育機関、まちづくり協議会等の各種団体、組織の取組。なお、防災以外に福祉など複合的な活動についても、表彰の対象としています。また、防災情報部門については個人も対象とします。


(3) 応募事例の内容について

【一般部門】
ア 防災ものづくり
 防災センターなど防災関係の施設整備、道路や公園、建築物、植樹等における防災面での配慮など、ハード面を中心とする「防災まちづくり」の取組。

イ 防災ことづくり
 防災意識の高揚・啓発や防災マップの作成、自主防災組織など、地域おけるソフト面を中心とする防災に関する取組。

ウ 防災ひとづくり
 防災に関わる人材の育成や人々の災害対応能力を高めるための教育訓練、講座・研修などの「防災ひとづくり」に関する取組。

【防災情報部門】
 防災に関する普及啓発・広報などの活動や災害・防災情報の収集・伝達体制の整備などの「防災情報」に関する取組。

【住宅防火部門】
 地域における住宅防火対策を推進する取組(住宅用火災警報器の設置・維持促進活動、住宅用防災機器等の普及啓発活動、地域住民の住宅防火意識を向上させる広報活動など)。


(4) 表彰の種類
 総務大臣賞、消防庁長官賞、消防科学総合センター理事長賞及び日本消防設備安全センター理事長賞の4賞。総務大臣賞は全体として3事例程度

【一般部門】
 消防庁長官賞、消防科学総合センター理事長賞あわせて8事例程度

【防災情報部門】
 消防庁長官賞、消防科学総合センター理事長賞あわせて2事例程度

【住宅防火部門】
 消防庁長官賞、日本消防設備安全センター理事長賞あわせて5事例程度

(5) 事例集及びパンフレットの作成
 優良事例については、その防災上の効果をわかりやすく解説する事例集及びパンフレットを作成し、地方公共団体及び関係機関等に対し幅広く配布し、PRしている。

(6) 防災まちづくり大賞選定委員会の設置
 防災まちづくり大賞の審査、選定を行うため、学識経験者等で構成する防災まちづくり大賞選定委員会を設置している。


加古川グリーンシティを10時30分に出発

姫路駅11時38分の新幹線に乗り、いざ東京に向けて



やはり新幹線は速い、 14時46分にはもう東京だ。

東京駅着
出口はどこだ・・・・・

タクシーに乗り、「東京全日空ホテルまで・・・・・」

「どちらから行きますか?」とたずねられ・・・

「おまかせします。」と・・・


本当はどこから行けばよいのかわからなかった。



東京全日空ホテル到着

まずは、ホテルにチェックインしてから、

式場へ向かう準備だ。

いざ、緊張感たっぷりで、式場受付へ、
入口では、杉原理事官が笑顔で迎えていただいた。
ちょっと、その笑顔に助けられた気分 (^o^)
続いて、兵庫県企画管理部災害対策局の荻野さんと浅田さんが
先に到着していて、待っていただいていたようだ。
ひと安心 (*^_^*)

いよいよ表彰式が始まります。
ドキドキの待ち時間
これが長く感じられるのです。

表彰式に際し、色々な説明を消防庁杉原理事官が説明されました。
理事官が写真に写っていないのが残念。
(杉原理事官はグリーンシティに視察に見えられたお一人です。)

張り詰めた空気が・・・・・

その中で、杉原理事官が私の元に一枚の
電報を届けてくれました。
綺麗な押し花電報だ

おや?

加古川市長 樽本庄一様からだ。

加古川市は、この受賞のことをご存知だったのかなぁ?

樽本市長「ありがとうございます。心より御礼申し上げます。」

緊張の大西防災会長(私)と管理組合木村理事長
右は同じく総務大臣賞受賞の
国際ボランティア学生協会の3名(ちょっと余裕?)

私の手には市長からの電報をしっかりと持って

緊張でかなり顔がこわばってきた大西防災会長(私)

作り笑顔の大西防災会長(^_^;)とちょっと余裕の木村理事長
Vサインがお茶目だぞ V_(^o^)

緊張が絶頂に・・・・・・・(-_-)

杉原理事官の司会進行
「ただいまより第10回防災まちづくり大賞表彰式を執り行います。」
が、
「総務大臣と消防庁長官が国会のため、表彰式には間に合いません。」
えーーーーーーーー
なんでーーーーー (>_<)

まずは、大石消防庁次長のご挨拶
ドキドキ・・・・・・わくわく・・・・・・

大石消防庁次長の話を聞きながら、私たちがこんな場所に来て良かったのかなぁ?と
不安がつのる・・・・
まわりはすごい団体ばかり。
左隣は、 国際ボランティア学生協会
右隣通路を挟んで、山口放送の社長様
後ろには、首都大学東京・事前復興計画研究会様と
静岡地区災害時医療対策連絡会様
すごい面々に取り囲まれて、将棋で言う王手か、チェスのチェックメイト寸前だ

本当に我々グリーンシティ防災会で良かったのかなぁ・・・・
いよいよ次だ

杉原理事官の「加古川グリーンシティ防災会様」と・・・
緊張のあまり、礼を忘れて壇上に上がってしまった「しまった」

「おや、かっこいい表彰状のついた楯だ。」
私が記念品の目録も一緒にもらっちゃっていいのかなぁ・・・
フラッシュとシャッターの音が・・・
何新聞に載るのかなぁ、おやテレビも来てるぞ
写るのかなぁ等、頭の中を色々なことがグルグルと

次の日の神戸新聞

ちゃんと最後は礼を忘れずに・・・・・
しまったぁ・・・

しまった・・・
カメラ目線で礼をしてしまった
この後、各団体の表彰式が続きました。 各団体の紹介はこちらから

この後、記念写真をとりました。


竹中総務大臣(中央)も板倉消防庁長官(中央右)もこられたぞ。
竹中大臣の左隣が消防科学総合センター木下理事長で
板倉長官の右隣が日本消防設備安全センター成瀬理事長だ。
このすごい面々と一緒に写るとは・・・・・
うれしーーー (^o^)
いよいよ、懇親会の始まりだ。

あれ、杉原理事官も緊張の糸が解けたようで

立て板に水のごとく言葉が弾んでいるぞ!

そう思うのは私だけ?

( 杉原理事官ごめんなさい m(_ _)m )

会場にはいると、飲み物の入ったグラスが渡された。

誰だ!乾杯までに飲み始めているヤツは (>_<)

私ではない。

竹中大臣の挨拶が始まった

テレビで見て思っていたより大きいぞ

しかし、ひとつひとつの言葉が楽しいし心に響く

私も見習わなければ (-_-)

やはり、総務大臣の風格が感じられる。
やはり、大臣は凄い。

大臣の挨拶の後は、私の挨拶が・・・・・
またもや、緊張の絶頂が近づく
壇上でしゃべれるのだろうか・・・・・・・・・?

竹中大臣と同じ壇上に上がってしまいました。

マイクを前にするとつい、しゃべり出す自分に・・・・・(^_^;)

私たち加古川グリーンシティ防災会の取り組みは・・・・・

グリーンシティ防災会長挨拶
 このような栄誉ある賞を賜り、本当にありがとうございます。
 私たち加古川グリーンシティ防災会が防災活動に携わる上で、心がけていることは「楽しくなければ防災の輪は広がらない」「楽しく防災活動をやろう」と言うことを絶対に忘れないようにしています。「楽しく防災活動をやろう」を合言葉に、災害に対しては「正しく恐れること」「普段の生活の中で楽しく備えること」を防災活動で実践しています。
 防災活動は「継続すること」が大きな力になります。そのためには楽しくなければならないと考えています。
 仲間の持っているいろいろな知恵や能力を合わせることがエネルギーになるのです。それぞれの持っているノウハウは限られています。限られたものが運営するということは非常に限られた運営しかでき無いと思うのです。「防災活動」も限られた人たちだけが請け負ってしまったのでは、非常に限られたものしかつくれないと思います。
 みんなの知恵や能力を生かせるシステムをつくらないと駄目だと思い、私たちのまちの取り組みであるチャンピオンマップが出来上がったのです。
 

 そして、まちづくりにおいては、外側からまちをつくっていくのではなく、中の人が持っている要求とか希望とかいうようないろいろなエネルギーがあります。通常は、そういう要求や希望というものは衝突するものなのですが、「楽しくやろう」を基本とすることにより、そのエネルギーをうまくコーディネートすることができ、すごく大きな力に変えていくことができました。
  「まち」というのは必ずしもハードだけではなくて、ソフトとハードが複合したものだと思うのです。生きていくために一番必要で基本的なインフラ(水・電気・ガス)をライフラインと言うのであれば、私はコミュニティこそがまさにライフラインだと思うようになりました。
 僕自身も、防災活動を通して、多くの人と出会い、本当に友達が増えました。出会った多くの人すべてが、僕のブレインであり、僕自身のライフラインです。

と、このような話をしたと思います。

まわりを見渡す余裕が出てきたぞ。

頑張ったーーーー!

ビックリだ。私たちは竹中大臣や板倉消防庁長官と同じテーブルだ。

挨拶も終了し、ホッと一息。
おや、木村理事長が緊張しているぞ。
そうだ、木村理事長は、竹中総務大臣のファンだった。
竹中大臣にお会いできるのを凄く楽しみにしていたので。

竹中大臣から「おめでとうございます。」のお言葉を・・・
またまた、感激だーー。
私が挨拶を終わり壇上から降りてきたとき、
竹中大臣から握手をしていただきました。
またもや、感激の瞬間。

木村理事長緊張しっぱなし、いつもと違うぞ。
しかし、機会を失い木村理事長最後まで握手が出来ず、「残念!!」

グリーンシティ防災会のことを色々聞いていただけました。
ありがとうございました。

加古川とは、との質問で
私の先輩には「住田弁護士」や後輩に「HG」がいますと・・・・
ちょっと、笑われてしまいました。 (^o^)

板倉消防庁長官と一緒に記念撮影
板倉長官とも、いっぱいお話をさせていただき感激。
長官が加古川の近く出身と聞き、またもやビックリの感激。

グリーンシティに視察に見えられた室崎先生と。
メチャクチャやさしい先生です。

残念ながら、吉村先生が会議のため、帰られてしまっていて一緒に写真が撮れず
「残念!!」

板倉消防庁長官と杉原理事官もいっしょに、たのしいひとときが過ごせました。
非常に緊張した一日でしたが、
杉原理事官のおかげでこの一日を乗り切ることが出来ました。
本当にありがとうございました。
(背中を向けているのが杉原理事官)

東京全日空ホテルに宿泊、朝一番にカーテンを開けると
皇居や国会議事堂や首相官邸が見えました。


もったいぶって、表彰楯をスケッチ風にしてみました。

詳しくは上の写真をクリック
最後に
この度の受賞に際し、兵庫県企画管理部災害対策局の方々には
本当にお世話になりありがとうございました。
また、東京までご同行いただいた荻野さん浅田さん
お世話になりました。ありがとうございました。

また、この受賞にはグリーンシティ防災会を支えていただいている
グリーンシティの方々のおかげだと感謝申し上げます。

今後も、この受賞に恥じぬよう精進し、今まで以上に頑張っていきます。

よろしくお願いします。


表彰状や楯・記念品が届きました。

4月24日には、広報かこがわの取材をうけました。          

4月26日には、兵庫県防災監様へ受賞報告に神戸まで伺いました。

4月27日には、加古川市長様に受賞報告に市役所まで伺いました。

4月27日には、東播磨県民局長様に受賞報告に東播磨県民局まで伺いました。

ご報告にあがらせていただいた皆様には、
本当にお忙しい中、貴重な時間をとっていただきありがとうございました。
感謝申し上げます。

5月18日、10チャンネルで、総務省消防庁の
「ご存じですか、防災ミニ百科」の放送の中で、「防災まちづくり大賞」が
放送されました。
国際学生ボランティア協会の活動などが取りあげられました。
加古川グリーンシティの活動も取りあげられました。
こちらから、ご覧ください。
ビデオスタート

ご意見など、ご要望、お問い合わせなどはこちらから

このページのBGMとして、「You Raise Me Up」を使用させていただいたかと言うと
「You Raise Me Up」の意味が「私はあなたの励ましで、私以上の私になれる」 と言う意味から、
加古川グリーンシティ防災会も、「皆様の支えで今があり、そして、今以上のものにならなければ」と言う思いでBGMに使用しました。