ETS-SYSTEM トリアージキットの導入

トリアージキット導入について
 大規模災害等における救急救命現場では、限られた医療スタッフと限られた医療機器・医薬品を最大限に活用することが求められます。そのためには、傷病者を緊急度・重傷度によって分類し、治療・搬送の優先順位を決める「トリアージ」という作業が必要です。
 ETS-SYSTEMは、このトリアージ作業を迅速かつ的確に行うために開発された、トリアージ支援ツールです。災害や事故の現場で迅速・スムーズにトリアージ作業を行えるよう、ETS-TAG(トリアージ用タッグ)とETS-SHEET(トリアージ用シート)の2つがパッケージされています。
 ETS-TAGを傷病者に付けることで、緊急度・重傷度別に色によって分類すると同時に、ETS-SHEETを利用して、その待機場所までも一目で識別でき、混乱した現場での迅速・正確な情報伝達と医療活動、的確な人員配置、効率的な治療・搬送を可能にします。
トリアージが出来るのか? 
 ここで問われるのは、トリアージができる人材がいるかどうかですが、
私たちグリーンシティ防災会が考えるには、トリアージシートを使用することにより、一目でわかる医療場所、確実な救急救命スペースの確保と、トリアージタグによる住所・氏名・年齢・連絡先・そして収容先医療施設の情報収集などの、精度の高い情報を持つことが出来ると言うことです。 
 また、最低限傷病者のキズの位置や聞き取り作業などを書き込んでおけば、少しでも早い医療活動が可能になるのではと言う考えです。

ETS-SHEET( トリアージシート)
 緊急度・重傷度に応じて傷病者の待機場所を分別するシートです。混乱する現場での迅速・適切な治療・搬送を可能にします。
 タッグによる分別だけでは、混乱した災害現場での治療・搬送は完璧ではありません。
ETS-SHEETを利用することで、傷病者の待機場所を分別することができ、より正確な治療・搬送と適切な人員配置が可能になります。

●サイズ/3030(5.4m×5.4m)正方形
●材 質/PEクロスシート #3000

ETS-TAG(トリアージタグ)
 傷病者の症状によって、その緊急度を色で識別するためのタッグです。

  災害や事故の現場で症状等が書き込まれ、その緊急度を色で識別できるため、現場での搬送順位の決定等が迅速にでき、搬送先の病院でも、適切な処置を迅速に施すことができます。
 また、緊急時はETS-TAGを「簡易カルテ」としても利用できるうえ、患者の受入総数や傷病程度別患者数を的確に把握することも可能です。
 大規模な災害や工場火災等の救命救急の最前線で、 限られた医療スタッフ・医療器具・医薬品等を最大限に活用し、一人でも多くの傷病者に対して最善の治療を行う。
  そのためには、混乱した状況の中での迅速かつ正確な情報の伝達と的確な治療・搬送の優先順位付けが必要です。
 
"ETS-SYSTEM"(Emergency Triage System)は、 救急救命の現場で交錯する数多くの情報を正確に伝達し、治療・搬送を効率的に行うために開発されたツールです。
トリアージの説明
こちらから

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